中古ビジネスフォンと一括りにしていますが、意外と市場規模は大きなもの。 流通しているメーカー、機種は新品ビジネスフォンに引けを取りません。 その為、いざ中古ビジネスフォンを選ぶとなると、どれにすればいいのか迷うもの。 むしろ数世代前の機種が流通しているだけに、選択肢の幅は新品以上です。
今回は中古ビジネスフォンの中からメーカーごとのおすすめ機種をご紹介します。 メーカー小売希望価格もまとめていますので、中古価格と比較してみてください。
中古ビジネスフォン市場でもっとも人気なのが”NTT”。 日本を代表する通信事業者なだけあり、中古でも質の良いものが流通しているため。 人気なだけに販売価格は落ちにくいですが、質の良いものを選ぶならおすすめです。 中でも、おすすめの機種が”αNX Plus”。
メーカー小売希望価格:6,000円〜
2008年発売と、ちょっと古めの機種ですが価格とのバランスが取れているので人気です。 また、”フレッツ光ネクスト”などIP電話にも対応しているので通話料の削減も期待できます。
デザイン性の高いビジネスフォンで知られるのが”saxa”。 無骨な印象の強いビジネスフォンにありながら、スタイリッシュなデザインのものが。 コンパクト設計な機種も多いので、クリエイティブ系のオフィスにおすすめのメーカーです。 中でも、おすすめの機種が”Agrea HM700Ⅱ”。
メーカー小売希望価格:7,500円〜
コンパクト設計にも関わらず、回線の最大収容数32(Pro版)と拡張性も十分に。 外線転送機能も充実しているので、スモールオフィスからスタートするのにおすすめできます。
ユーザビリティに配慮した、操作のしやすさに定評があるのが”IWATSU”。 ボタンの配置はもちろん、ディスプレイの表示に至るまで使いやすさを追求し。 かつ”エコモード搭載”の機種も多いので、電気代の節約も期待できるメーカーです。 中でも、おすすめの機種が”PRECOT NEXT”。
メーカー小売希望価格:10,700円〜
従来のビジネスフォンとは異なり、全体の工事工数にまで配慮した設計に。 中古ビジネスフォンの価格だけでなく、工事費用も抑えられるおすすめ機種です。
大正15年(1926年)に起業し、歴史を積み重ねてきたのが”NKAYO”。 通信機器メーカーの老舗として、ビジネスフォン事業でも多くの信頼を集めています。 事実、病院や介護施設、ホテルなど幅広い顧客から支持されているほど。 中でも、おすすめの機種は”NYC-iE”。
メーカー小売希望価格:11,000円〜
ユニバーサルデザインを意識した、初めての方でも使いやすい設計がされた機種です。 中古ビジネスフォンには珍しく、”マルチキャリア”にも対応しているのもおすすめポイントでしょう。
「この木なんの木…」のCMでお馴染み、日本3大電機メーカーの”HITACHI”。 日本を代表する電機メーカーなだけに、ビジネスフォン以外にもラインナップが豊富。 パソコンや空調設備などと、オフィスを新設するのに日立で揃えてしまうのも1つの手です。 中でも、おすすめの機種が”integral-E”。
メーカー小売希望価格:11,000円〜
一般的にオプションとされる、不在時対応に役立つ”お待たせメッセージ機能”も標準装備。 スマホから主装置内の電話帳を検索、発信できるなど便利機能が満載なのでおすすめです。
OA機器を中心に幅広く事業を展開しているのが”NEC”。 幅広く事業を展開しているだけに、ビジネスフォンにも様々なノウハウが組み込まれています。 他のメーカーに比べ、1,000台規模で接続できる拡張性のある機種もあり大規模事業者向け。 中でも、おすすめの機種は”Aspire X DT300”。
メーカー小売希望価格:11,000円〜
通信速度を高めてくれる”高速アクセスルータ”が標準搭載され、大規模な導入にも対応可能。 ”オペレーター対応スキル”も設定できることから、コールセンターなどにもおすすめの機種です。
今回は、中古ビジネスフォンの中からメーカーごとのおすすめ機種をまとめてみました。 紹介したメーカー、機種は以下の6つ。
上記はすべて中古ビジネスフォンとして人気の機種と、ぜひ検討してもらいたいものばかり。 もちろん、中古ビジネスフォンの中には、紹介した機種の他にもおすすめなものがまだあります。 まずは欲しい機能(目的)、およその予算を決めた上で販売店に相談してみるのがいいでしょう。