ビジネスフォンの選択肢としてぜひ検討しておきたい”中古ビジネスフォン”。 中古とついているだけに、新品に比べて価格の安いことが魅力です。 最近では中古市場も大きくなり、新品同様の良品も数多く出回っています。 しかし、「中古って本当にお得なの?」と価格と品質に不安の残るのも確か。
業者によっては適切に管理されておらず、ただ価格が安いだけに中古も。 安さだけで購入してしまい、すぐに故障して買い替えということも考えられます。 そこで、今回は中古ビジネスフォンの価格相場を徹底的に調査しました。 あまりにも安すぎる価格は要注意、価格相場の範囲で選ぶのが安心です。
冒頭で紹介した通り、中古ビジネスフォンの市場は大きく、選択肢が多すぎて選ぶのは大変です。 そこで、中古ビジネスフォンの中でも、特に人気の高い8機種の価格相場をご紹介しましょう。
IP電話としても活用できるのが”NTT αNX Plus”。
日本を代表する通信事業者”NTT”の提供するビジネスフォン。 IP電話にも対応しているとあって、中古でも価格はあまり落ちません。 ただ、”ひかり電話対応”や”携帯ブラウザ連携”などその分だけ高性能です。 省エネ性能にも長けているので、長期的に見るとコスト削減も期待できます。
小規模事業者向けに人気なのが”NTT BX”。
電話機内に主装置が内臓されており、大掛かりな設備を設置する必要がありません。 2回線まで収容でき、2人まで同時通話できるのでまさに小規模事業者向け。 性能が限られているだけに、中古ビジネスフォンとしては1台2,000円ほどとお買い得。 液晶画面が大きめに設計されているので、初めての中古ビジネスフォンとしてもおすすめです。
中小規模事業者にぴったりなのが”saxa Agrea HM700Ⅱ”。
最大32回線まで同時通話でき、社員数100人以内の事業者であれば十分。 ビジネスフォンはスタイリッシュなデザインなので、おしゃれなオフィスにも人気です。 ”自動転送機能”がついているので、外出中に着信を逃すこともないでしょう。 ちなみに、最大8回線までの”Std(スタンダード)”もあり価格はもう少しお得です。
小型化にこだわって設計されているのが”saxa PLATIA Standard”。
従来のビジネスフォンに比べ、一回り小さいのでスモールオフィスにも。 最大288台まで接続でき、コールセンターの設備としても使えます。 また、電話帳を最大10,000件まで登録可能と、容量の心配もありません。 携帯端末との連動もできるので、スマホを内線化することも可能です。
携帯端末とのブラウザ連動を強化したのが”HITACHI integral-E”。
ネット回線を利用することで、スマホから主装置内の電話帳を検索。 スマホからそのまま発信したり、通話内容を録音したりできます。 ”お待たせメッセージ機能”が標準なので、不在時も適切に対応が。 新品に比べて、中古はお手頃価格なので幅広い事業者におすすめです。
視認性と使いやすさに定評のあるのが”HITACHI integral-A”。
大型ディスプレイに、7色から選べるバックライトと環境に合わせて見やすさを調節できます。 キーが心持ち大きく設計されているので、とっさの押し間違いも防止してくれるでしょう。 さらに”ガイダンス機能”付きと、初めての方でも安心して操作できる配慮が。 ”通話の暗号化”にも対応しているので、万が一の盗聴防止としても十分と言えます。
人口工学に基づいて設計されているのが”NAKAYO NYC-iE”。
人体の動きを想定した設計なだけに、自然に無理なく操作しやすいです。 ”エコモード”も搭載しているので、電気代の節約にもなり地球にも優しい設計に。 登録しておいた番号に、自動で転送する”らくらく転送”も標準装備。 最大200件まで記録可能な”不在応答履歴”もあり、着信を逃しません。
ビジネスフォンに欠かせない機能の揃っているのが”NAKAYO NYC-iA”。
”留守番電話転送機能”を始めとした、選べる6種類もの転送機能。 ”留守番電話”や”着信お待たせ機能”、”着信履歴・発信履歴”なども。 着信音と発色で着信相手をお知らせする”メロディ識別着信”が標準装備。 IP電話にも対応しているので、通話料金までもお得にしやすいです。